今年、柳田国男(1875~1962)は生誕150年を迎えます。そこで、日本で最高の知識人がどのようにして誕生したのかをお話しします。文明開化の歩みを始めた明治時代、柳田は豊かな感受性でその雰囲気をつかみ、父母の感化を受けて個性を伸ばし、自らの経験を後の民俗学に生かしました。自伝『故郷七十年』前半の兵庫県の福崎、茨城県の布川の時代を読んで、現代に生かす知恵を学びます。

①5月14日 『故郷七十年』の「母の思い出に」「故郷を離れたころ」
②5月21日 『故郷七十年』の「私の生家」
③5月28日 『故郷七十年』の「辻川の話」
④6月 4日 『故郷七十年』の「布川時代」

とき
令和7年5月14日、21日、28日、6月8日(水)午後14時~16時・全4回)

ところ
社会福祉協議会2階 ※エレベーターはありません。2Fまでは階段のみとなります。

講師
石井正己さん (東京学芸大学名誉教授)

対象
おおむね60歳以上の市内在住の方

定員
30人(多数抽選)

申込:往復はがきのみ(往復はがきの書き方はこちら
4月25日(消印有効)までに、往復はがきに住所・氏名(ふりがな)・年齢・性別・電話番号を明記し、社会福祉協議会「歴史文学」係(〒184‐0004 本町5‐36‐17 ☎042‐387‐0011/ FAX042-386-1294)へ