令和4年度は『発達性ディスレクシアってなに?』、令和5年度は『ディスレクシアを知る~読み書き障害とは~』と講座を行いました。3年目の令和6年度は、講師に藤堂 栄子氏を迎え、小・中学生のディスレクシアの困り事の事例、それに対する実践的なサポート例を合わせた講座を行います。後半では、小金井在住の当事者親の話を聞き、交流も行います。是非ご参加ください。

日 時:令和6年8月1日(木)14時~16時、社協2階会議室にて
講 師:藤堂栄子氏
対 象:小金井市在住・在勤・在学の方
参加費:無料
保育:小学生、定員4名
申 込:7月1日(月)からグーグルフォーム https://forms.gle/UKfiTjFdKis2fTmS7 にてお申し込みください。7/17時点で多数申込がある場合は抽選をします。

問合先:小金井市社協 ボランティア・市民活動センター
☏042-387-0011

開催報告********

予想以上に多くの方から申し込みがありまして、96名の方が申込されました。増席をしましたが、それでも足りないところはオンライン受講のご案内となりました。

令和4、5年度に開催したディスレクシア講座と交流会の中で、当事者の親から、静かな困り事である為に後回しにされがちであり中々伝わらない、身近な学校の先生、周りの人達にも理解してもらいたいという声を伺いまして、本年度は支援者むけの内容、特に教員を対象とした講座となりました。

講座前半では藤堂氏から、読み書きやディスレクアのメカニズム、疑似体験、対応方法、アセスメントや事例など、小学生中学生のディスレクアの困り感や実践的なサポート例を伺いました。

後半は当事者の方の親の話を聞き、その後のグループワークを行いました。当事者のリアルな困り事を聞けたのは良かった、多様な支援がある事を認識した、今後の教え方に活かしたい、支援する側として対応に迷うことがあった、これからも知識も深めていきたいなどの声を頂きました。

講座終了後も話が盛り上がり、しばらく残って話す参加者さんが何名かいたりと、ディスレクシアへの関心の高さと、学びの場や情報交換の場が必要とされていること、当事者の思いや支援者が直接話せる場も大事だと感じました。

また今回の講座には、令和4年5年の講座で設立した新団体の『LDを支える会こがねい』さんのお手伝いも沢山いただきまして、無事終了しました。NPO法人エッジの藤堂氏、当事者の親として皆さんの前で話してくださった河上さん、『LDを支える会こがねい』の皆さん、どうもありがとうございました。