小金井社協では令和6年能登半島地震で被害を受けた石川県内灘町へ、東京都社会福祉協議会からの支援要請により令和6年3月7日(木)~13日(水)までの間、災害ボランティアセンターの運営支援に従事する職員1名を派遣しました。
今回の支援活動では、東京都から内灘町に港区、足立区、小金井市の3区市から職員が派遣されました。
被災地の様子は、液状化や地面の隆起などの被害が多く、土砂が溢れ、民家や商店などが大きな被害を受けていました。
そのような状況の中、今回行った内容は主に、ボランティアに来て欲しいという方の受付やその依頼内容とボランティアのマッチングや被災者から家具搬出等のニーズを受け、被災者宅に地域の民生委員・児童委員と共に訪問し、実際に被災している家屋や宅地の状況の確認や被災者が希望する具体的な支援活動内容を聞き取り、実際の活動日の調整をするための現地調査を行いました。
実際に現地に行くと、ほとんどの家屋が「危険家屋」として赤い紙が貼られ、専門団体の対応依頼が必要な状態であり、災害ボランティアが活動するケースは少ない状況でした。
そのため、専門団体が先に活動をした後に災害ボランティアの活動が本格化することになります。
何気ない日常が一瞬で変わってしまう天災は本当に言葉を失うものでした。現在では多くの方々のおかげで、被災当初に比べ、土砂出し、ガレキ撤去などのボランティアは収束傾向にあるようですが、今後も被災された方々へ長期にわたっての支援活動は続きます。
この度の能登半島地震による被害のお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興・復旧を心からお祈りいたします。