令和6年10月、小金井市立緑小学校で小学4年生向けに車椅子体験授業を行いました。

5、6時間目を使って2クラスずつで車椅子体験を行いました。通路の途中にマットを2枚重ねて段差をより大きくした箇所も作りました。段差では、より力を要したり協力も必要となり、車椅子操縦の大変さを感じていただけたようでした。「車椅子利用者に介助者が最初にすること」について事例を挙げて皆に考えてもらう時間では、どのクラスもしっかり考えて手を挙げる様子が多く見られました。「目線を合わせて自己紹介をすることがコミュニケーションの第1歩です。」と話すと、活動の際、どのグループも、ひざを下ろし目線を合わせて自己紹介を取り入れていました。以前に車椅子を使用したり、押したりしたことがある子ども達もいて、車椅子が身近なものになりつつある今、大切な授業であると感じました。